ロッホローモンド

Feature

特徴

様々な味わいを可能にする
「4種のスチル」と「自社の樽工場」

1.多彩な原酒の組み合わせによる、
深みある味わい

ロッホローモンドでは現在4種類の蒸溜器を使用しています。内部に17段のシーブトレイが入った、独特のストレートネックのポットスチルは非常にフルーティーな酒質を生み、伝統的な玉ねぎ型のポットスチルはオイリーかつヘビーな酒質を産みだします。連続式蒸溜器も2種あり「シングルグレーン」の製造に使用されるカフェスチルと、グレーンウイスキーを製造する「連続式蒸溜器」。この4種の蒸溜器から流れ出る様々なスタイルの原酒を使用することで、ロッホローモンドはその深みある味わいを実現しています。

ポットスチル

2.自社の樽工場だから可能な、
細かなカスタマイズ

1994年、蒸溜所の敷地内に樽工場がオープンしました。当時のシニアクーパー「トミー・ウォレス」は2006~2008年にかけて「The National Cooperage Federation」の代表をつとめたスコットランドを代表する樽職人でした。ロッホローモンドはスコットランドに4か所しかない、自社敷地内に樽工場を保有する蒸溜所のひとつであり、そこには5名の経験豊富な樽職人たちがフルタイムで毎年約10,000丁もの樽を修繕、リチャーリングしています。 ここはスコットランドで初めてリチャー(焼き直し)マシンを導入した樽工場でもあり、マスターブレンダーと熟成の計画を練りながらチャーリングなどを細かに調整することで、常に原酒の熟成に最適な樽を供給しています。
樽 火入れ

多彩な原酒を巧みに操る若きマスターブレンダー

マスターブレンダー

組織としては小さいロッホローモンドグループですが、ウイスキーの製造に関して、私たちができる事は非常に多くあります。蒸溜の本質的なプロセスを理解することで、樽詰めの前に原酒から思い通りのフレーバーを抽出します。さらに、私たちは素晴らしいウイスキーを造る全てのプロセスにおいて、それをコントロールしています。

ロッホローモンドグループマスターブレンダー
マイケル・ヘンリー

profile
北アイルランド出身。ブッシュミルズ蒸溜所の支援を受け、ヘリオット=ワット大学にて醸造と蒸溜について学ぶ。卒業後はベルファストのブルワリーでチーフブルワーとして働いた後、グラスゴーのブルワリーを経て、2007年よりロッホローモンドグループに入社。2014年、同グループのリブランドと同時にマスターブレンダーへと抜擢される。

ウイスキー製造の鍵となる重要な部分に関わることができ、
大変な栄誉を感じるとともに、これは自身にとって重要な節目だと捉えています。

It is an honours to be able to create a prooduct that plays such a key part in people’s significant milestones

MICHAEL HENRY(直筆サイン)

MICHAEL HENRY
LOCH LOMOND GROUP MASTER BLENDER

ページトップへ